« 2010年09月 | メイン | 2010年11月 »

2010年10月 アーカイブ

ちょいまじめな話題 その5

哲学的アプローチ

政治哲学者は主に規範的=normativeな活動に従事した、すなわち、"あるがまま"よりも"あるべきもの"の表明が重視されました。

政治の真の目的とか最高の政治形体を追求することが政治哲学者の主たる関心でした。

実在と認識に関する理論哲学は粗雑な思想家が容易に足を踏み込むことができる領域ではありません。

しかし、政治哲学者の研究が科学的水準の高いものであることはめったになかった。

おそらく、精緻化された科学的方法が欠如していたことがその理由の1つでしょう。

しかし、最大の理由は政治哲学者の関心が科学的活動ではなく規範的活動oughtquestionsにこそあったということに求められよう。

ちょいまじめな話題 その6

法的アプローチ

大陸ヨーロッパ(とりわけドイツ)においては政治学と法律は不可分に統合されてきたし、今もその伝統が強い。

ドイツの政治学、すなわち「国法学」や「国家学」に大きな影響を受けてきた日本の政治学にあっても両者の関係は極めて密接です。

一方、アングR・サクソン諸国では両者はある程度峻別されて来たがそこでもやはり政治研究者のエネルギーの多くが法的な制度に投入されていたことには違いありません。

About

2010年10月にブログ「意外と地味め」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年09月です。

次のアーカイブは2010年11月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り