なんて素敵な・・・☆7
「面白いですね、こういうアイデア」と編集者。
「そうやって隙間を埋めればほこりも入らない」とローリー。
一時が万事こういう調子で質問する編集者はいたって真面目、答えるローリーも本当は同じくらい真面目なのだが、間違いなくその性格のユニークさの故、なんだか人を食ったような回答になってしまいます。
こうして一通り室内を見てまわった後、カメラマンが写真を撮っている間、私たちはリビングの丸テーブルの周りに腰掛けて、ちょっとしたインタビューということになりました。
この日の私の役割は通訳と、そして必要に応じて補足的な解説をすることでした。
「ご家族について少し伺いたいんですが」
「祖父は画家、父は建築家という家庭に育ち、兄はやはり建築家、弟はデザイナーに、そして私は、美大を出てからアーチストになりました」
「アーチスト…というと?」
「グラフィックもしますし、インテリアも手がけます。コスチュームのデザインを手がけたことも」